Fluxとは
Flux(FLUX.1 / FLUX.2)は、ドイツのBlack Forest Labs(BFL)が開発したテキストから画像への生成モデルです。BFLは2024年にStability AIの元従業員であるRobin Rombach氏らによって設立されました。
特徴: オープンソースとプロプライエタリの両方のモデルを提供し、自社インフラでの運用からAPI利用まで柔軟な選択肢があります。
FLUX.2(2025年11月リリース)
モデルラインナップ
- FLUX.2 Pro: 商用API、最高品質
- FLUX.2 Flex: 柔軟な用途向け
- FLUX.2 Dev: 開発者向け
- FLUX.2 Klein: Apache 2.0ライセンスのオープンソース版
主な改善点
- マルチリファレンス: 最大10枚の参照画像からキャラクター、レイアウト、スタイルの一貫性を維持
- 高解像度: 4メガピクセル解像度での生成・編集
- テキスト描画: 改善されたタイポグラフィ精度
- プロンプト理解: より正確な指示の解釈
主な機能
FLUX.1 Tools
- Flux.1 Fill: インペインティング・アウトペインティング
- Flux.1 Depth: 深度マップベースの制御
- Flux.1 Canny: エッジ検出ベースの制御
- Flux.1 Redux: 既存画像とプロンプトのミキシング
料金
API料金(従量課金)
| モデル | 料金 |
|---|---|
| FLUX.2 Pro | $0.03/メガピクセル |
| Flux 1.1 Pro | $0.04/画像 |
| Flux 1.0 Pro | $0.05/画像 |
例: 1024×1024(1MP)の画像生成 = $0.030
ライセンス
月間使用量に基づいた商用ライセンスも提供。APIで使用量を自動トラッキング可能。
パートナーシップ
主要な提携(2025年)
- Meta: 1億4000万ドルの複数年パートナーシップ(初年度3500万ドル)
- Adobe: Photoshop(ベータ)のGenerative FillでFlux.1 Kontext Proが利用可能
- NVIDIA: Blackwellアーキテクチャの基盤モデルとして採用
アクセス方法
1. API利用
BFL APIで本番ワークロードに対応したスケーラブルなアクセス
2. セルフホスト
オープンウェイトモデルを自社インフラで運用、ファインチューニングも可能
3. サードパーティ
Replicate、Hugging Faceなど各種プラットフォームで利用可能
公式リンク
まとめ
Fluxは、Stable Diffusionの開発者が次世代モデルとして開発した高品質AI画像生成モデルです。FLUX.2ではマルチリファレンス対応やテキスト描画の改善など大幅な進化を遂げました。オープンソース版(Klein)から商用API(Pro)まで幅広い選択肢があり、Meta、Adobe、NVIDIAとの提携で業界での存在感を高めています。
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