Cursor IDE - AI搭載エディタの決定版

10分 で読める | 2025.01.10

Cursorとは

Cursorは、VS CodeをベースにしたAI搭載のコードエディタです。GPT-4やClaude、独自モデルを統合し、AIによるコード生成・編集を中核機能として提供します。

主な機能

Cmd+K(コード生成・編集)

選択範囲に対してAIが直接編集を行います。

// 使い方
1. コードを選択(または何も選択しない)
2. Cmd+K(macOS)/ Ctrl+K(Windows)
3. 指示を入力
4. 差分を確認してAccept/Reject

使用例:

  • 「この関数にエラーハンドリングを追加」
  • 「TypeScriptの型を追加」
  • 「このコードをリファクタリング」
  • 「テストを書いて」

Cmd+L(チャット)

サイドパネルでAIとチャットできます。

  • コードベースについて質問
  • 実装方法の相談
  • エラーの解決
  • コードレビュー

Tab(インライン補完)

タイプ中にAIが次の行を予測して提案します。

// 関数名を入力すると...
function calculateTotalPrice(

// AIが続きを提案
function calculateTotalPrice(items: CartItem[]): number {
  return items.reduce((total, item) => total + item.price * item.quantity, 0);
}

@記法(コンテキスト参照)

チャットやCmd+Kで特定のファイル・関数を参照できます。

@src/utils/auth.ts この関数のバグを直して

@Codebase 認証の実装箇所を教えて

@Docs Reactのドキュメントから例を見せて

@Web 最新のNext.js 15の変更点を調べて

VS Codeとの違い

機能CursorVS Code + Copilot
AI編集Cmd+Kで直接編集提案のみ
チャット統合済み別パネル
モデル選択GPT-4/Claude/etcGPT-4固定
コードベース理解@Codebase限定的
カスタムルール.cursorrulesファイルなし

設定のコツ

.cursorrulesファイル

プロジェクトルートに配置すると、AIがプロジェクト固有のルールを理解します。

# .cursorrules

## プロジェクト概要
Next.js 14 + TypeScript + Prisma のWebアプリケーション

## コーディング規約
- 関数コンポーネントを使用
- 型定義は明示的に行う
- エラーハンドリングは必須
- コメントは日本語で記述

## ディレクトリ構造
- src/app/ - App Router
- src/components/ - UIコンポーネント
- src/lib/ - ユーティリティ
- prisma/ - データベーススキーマ

## 使用ライブラリ
- Tailwind CSS
- Zod(バリデーション)
- React Hook Form

モデル設定

Settings > Models から利用するモデルを選択:

  • Claude 3.5 Sonnet: 高速、コーディング最適
  • GPT-4o: バランス型
  • GPT-4o mini: 高速、低コスト

プライバシー設定

Settings > Privacy で以下を設定:

  • Privacy Mode: コードをAIサーバーに送信しない
  • Codebase Indexing: ローカルでのみインデックス

効果的な使い方

1. 小さく始める

❌ 「認証システム全体を実装して」
✅ 「ログインフォームのバリデーションを追加」

2. コンテキストを与える

❌ 「バグを直して」
✅ 「@src/api/users.ts の getUser関数で、nullチェックを追加して」

3. 段階的にレビュー

生成されたコードは必ず確認:

  • セキュリティ問題がないか
  • プロジェクトの規約に沿っているか
  • パフォーマンスに問題がないか

料金プラン

プラン価格内容
Hobby無料2週間Pro機能、その後制限付き
Pro$20/月無制限のGPT-4、Claude
Business$40/月チーム機能、管理者コントロール

今後の期待

  • マルチファイル同時編集の強化
  • より深いコードベース理解
  • カスタムAIモデルの統合

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