Amazon Q Developerとは
Amazon Q Developerは、2024年2月にAmazon CodeWhispererをリブランド・拡張したAIコーディングアシスタントです。コード提案に加え、AWS関連の質問応答、コスト診断、コード変換、自律エージェント機能を提供します。
特徴: AWSサービスとの深い統合と、エンタープライズ向けのセキュリティ・コンプライアンス機能が特徴です。
主な機能
- コード提案: IDE内でのリアルタイムコード補完
- リファレンストラッキング: オープンソーススニペットのライセンス確認
- セキュリティスキャン: コードの脆弱性を自動検出
- 自律エージェント: 機能実装、テスト、リファクタリング、依存関係更新を自動化
- コード変換: Java/.NETの自動アップグレード
- AWS統合: CloudFormation、CDK、Terraformのサポート
料金プラン
| プラン | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| Free Tier | $0 | 50エージェントリクエスト/月、基本機能 |
| Pro | $19/ユーザー/月 | 1,000エージェントリクエスト/月、IP補償 |
詳細な利用制限
| 機能 | Free | Pro |
|---|---|---|
| エージェントリクエスト | 50/月 | 1,000/月 |
| Java/.NET変換 | - | 4,000行/ユーザー/月 |
| 追加行変換 | - | $0.003/行 |
対応IDE
- VS Code
- JetBrains IDE(IntelliJ、PyCharm等)
- Visual Studio
- Eclipse
対応言語
- Java
- Python
- JavaScript / TypeScript
- C# / Go / PHP
- Rust / Kotlin / Ruby
- C / C++ / Scala / Shell
- SQL / JSON / YAML / HCL(Terraform)
- CDK(TypeScript、Python)
セキュリティ・コンプライアンス
- データ保護: Pro版ではコードが学習に使用されない
- IP補償: Pro版でIP保護を提供
- コンプライアンス: SOC、ISO、HIPAA、PCI準拠
- SSO対応: IAM Identity Center連携
自律エージェント機能
Amazon Q Developerの自律エージェントは、開発ライフサイクル全体を支援:
- 機能の説明を記述
- コードベースを分析
- 詳細な実装計画を生成
- 承認後、変更を実行
対応タスク:
- 機能実装
- テスト作成
- ドキュメント生成
- リファクタリング
- ソフトウェアアップグレード
公式リンク
まとめ
Amazon Q Developerは、AWS環境で開発を行うチームに最適なAIコーディングアシスタントです。無料枠でも十分な機能を提供し、Pro版ではIP補償やより多くのエージェントリクエストが利用可能。特にAWSサービスを活用したアプリケーション開発や、セキュリティ・コンプライアンスを重視するエンタープライズチームにおすすめです。
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